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執筆者の写真竹内 明仁

~生き残りの鍵はチームマネジメント~

起業家全員をベンチャービジネスと捉え、その成否を検証してみる。最初は一人から始まったわけですから。

そのポイントは主に3つです。

まず、市場中心で考える。 商品/サービスの意味を決めるのは顧客。提供者ではないことを理解する。それらが何であるべきか、いかに買われ、どう使われるかを顧客より知っていると思い込むのは危険。予期せぬ反応に抵抗を覚えるから。


次に、利益とキャッシュを分けること。 P/Lの一項目に過ぎない利益は虚構。栄養になるのはキャッシュ。だからCF分析・予測・管理に目を移す。 成長する時には資金不足に陥るから。


マネジメントはチームで運営する。 VUCAの時代は、トップ一人でのマネジメントに限界線を示します。お互いの強みを出し合う補完関係が必須。社内外を問わず、耳を傾け意思決定に貢献し、時には諫言してくれる存在が求められます。


発明王エジソンはマネジメントをボス化したため、途中交代を余儀なくされました。ヘンリー・フォードが参謀を追放した途端、フォード社の凋落は始まりました。 一方、HONDA創業者の本田宗一郎氏は、エンジニアリングと製造以外やるつもりがなかった。自らが苦手な分野を引き受けるパートナーが現われるまで、事業を本格化しなかった。そのパートナーとは、ご存知の藤沢武夫氏です。


専門家同士も連携しないと望まれる成果が出しづらいのも同じです。



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